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登録販売者 短文を丸暗記 第1章-4 薬害の歴史

登録販売者 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格=重要事項短文丸暗記

暗記より3回繰り返し!
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。

第1章-4 薬害の歴史

1.サリドマイド訴訟とは、サリドマイドが配合された催眠鎮痛剤などを妊婦が使用したことにより、出生児に先天異常が発生したことに対する損害賠償訴訟である。

2.サリドマイド訴訟では、国および製薬企業が被告として提訴され、和解が成立した。

3.サリドマイド製剤については、一般用医薬品として販売されていた製品もあった。スモン訴訟におけるキノホルム製剤についても、同様である。

4.サリドマイドのR体は催眠鎮痛作用、S体は血管新生を妨げる作用を示す。

5.R体のサリドマイドを分離して製剤化しても、催奇形性は避けられない。サリドマイドのR体とS体は体内で相互に転換するため、催奇形性は避けられない。

6.サリドマイドによる薬害事件は、日本のみでなく世界的にも問題となったため、WHO加盟各国における副作用情報の収集体制の整備の契機となった。

7.スモン訴訟とは、整腸剤として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症(スモン)である。

8、スモンの症状として、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じる。初期症状ののち、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難などが現れる。麻痺は上半身にも拡がる場合があり、ときに視覚障害から失明に至ることもある。

9.サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、医薬品副作用被害救済制度が創設された。これは、医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るためである。

10.HIV訴訟では国および製薬企業が被告として提訴され、和解が成立した。

11.HIV訴訟とは、HIVが混入した原料血漿から製造された血液凝固因子製剤により、血友病患者が、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。

12.CJD訴訟とは、脳外科手術などに用いられていたヒト乾燥硬膜を介してCJD罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

13.CJDは、タンパク質の一種であるプリオンが原因とされる。

14.CJDは、胃痛、胸やけなどが現れ、次第に認知症に類似した症状が現れ、死に至る重篤な神経難病である。

15.HIVやCJDの感染被害が多発したことにかんがみ、生物由来製品による感染等被害救済制度である。

16.登録販売者は、薬害事件の歴史を理解しておくことが望ましい。登録販売者は、医薬品の副作用などによる健康被害の拡大防止に関して、医薬品の情報提供、副作用報告などを通じ、その責務の一端を担っている。

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